クレジットカード会社と和解する、といえば弁護士や司法書士を通じて債務整理…というのを思い浮かべますが
わたくしカエリ氏、なんとクレジットカード会社から和解通知書が送られてきたのです!
そう、毎月2万円の分割返済をコツコツおこなっていたゆめカードから。
(ゆめカードと紛争した覚えはないんですがな…(笑))
今回は、ゆめカードとの和解に至るまでと届いた書類を公開!
そして個人がクレジットの和解を弁護士を通さずにできるのか、その手順をお伝えします。
クレジットカードの分割返済で残高が減らないと和解を打診されることも
ゆめカードの支払が遅れて一括返済できなくなり、分割返済でコツコツ返していたことは前回お話しました
この毎月月末に2万円振り込む話が決まってから、一度も遅れることなくキッチリ支払してきたわたし
ある日突然、ゆめカードからまた電話がかかってきました。
当初、毎月の振込みを2万円より増額できないかという打診でしたがちょっと無理…とお答え
そして現在の仕事と収入状況を聞かれ、事情をお話して増額は難しいということを伝えました。
そうしたら、「和解ということで通知書を送ります」とのお話を持ってきてくださり(!)
争った形跡ないんですけど…と思いながら
アァまぁ「支払ってください」「無理です」というのが紛争という形になるのだな(笑)
そんなことに思いを馳せつつ、今後の支払方法について説明を受けました。
- 現在月末の支払期日→翌月4日までに変更
- 振込口座が変わる
- 残金に対して分割していくのみで、利息・延滞金は一切かからない
実は2万円の支払いをしている間にも、利息や延滞損害金がかけられていて
半年ほど支払ったはずなのに、6万円程度しか減っていなかったのです(泣)
それではいつまでも完済できないでしょう、ということで今回の和解に至ったようです。
クレジット和解通知書はこんな様式で届く
和解の打診から半月ほど経った頃に、和解通知書がゆめカードより届きました。
封書の内容は、和解通知書の案内文・債務確認書・和解通知書2通・返信用封筒。
債務確認書はこんな感じ。
物販手数料ってなんだろうか…まぁ今までの利息と考えたらいいか(笑)
(こゆところ気がつかない所がルーズなんだよぅぅ)
そして和解通知書が2通。
2通あるのは、契約書と同様双方が署名捺印して取り交わすため。
わたしがゆめカードに送った後、ゆめカードからも捺印して1通返送されお互いに保管するためです。
しかし完済2023年かぁ…少しゴールが見えてきたかな。
この期間の利息はつかないので、あとは減っていくのみです。
和解の条件としては
- 4回以上支払いが遅れると、元の利息付き分割に戻る
- それでも支払のない場合は、一括請求することもある
- 債務整理をおこなった場合、本件は無効となる
やっぱり債務整理に入られるのを恐れてるんだ…自己破産なんてされたら貸し倒れてしまいますからね。
クレジットの和解は弁護士を通さずにできる
クレジットの支払ができなくなって、和解するに至るまでには債務整理をしないといけない
なんて、そんなことはありません。
意外とできる、個人間での債務和解の方法はこんな感じかなという手順です。
- 支払い遅れは放置せず、現在の収入状況と支払える額(少額でも払いたい意向)を伝える
- どうしても無理という人には担当が変わり、更に相談に乗ってもらえる
- 毎月必ず支払える額を双方で決めたら、その約束は必ず守る
結局なんだかんだ言って、貸し倒れだけは免れたいと思っているカード会社
弁護士や司法書士が介入すると何かと長引くし面倒だから、こちらから折れましょう
っていう姿勢で臨んでもらえるカード会社も数多く存在します。
こういった債務和解等のやり取りをカード会社としていると、電話口の向こうでも
何やら話し声が聞こえてくるので、同じように支払できない人もたくさんいるんだと
少し励みになったりしています。
本来ならこんな事態にならず、遅れることなく支払うと便利なクレジットカードですが
自己破産などの債務整理なしに和解に踏み込む方法もあるということをお伝えしました。
誠意を見せれば解決の糸口はあるはずです!
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